日増しに暑さが厳しくなり、作業がやや困難になってまいりました。しかし、この太陽に負けることなく、職人魂を燃やし、一つ一つ真剣に施工させていただきました。
現場の既存の貫板が腐食しており、胸板金を木材と一緒に固定していたビスが抜けていました。このため、板金が浮き上がり、雨水が侵入する経路ができていました。劣化の進行が早くなる恐れがあったため、新しい貫板に交換しました。
幸いなことに、屋根の防水シートはまだ機能しており、雨漏りは発生していませんでした。そのため、屋根のカバーや葺き替え工事は必要ありませんでした。
塗装に関しては、通常3回塗りを行いますが、3回塗ると厚みが出て屋根の湿気が逃げにくくなるため、中塗りの途中でタスペーサーを挿入し、その後に上塗りを行いました。